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和田小5年生 足踏み式機械で脱穀作業体験

2021年10月06日 15:49更新

稲刈りが進む中、昔ながらの足踏み式機械を使った脱穀作業を6日、上越市立和田小学校の5年生が体験しました。

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和田小学校の5年生21人はこの春から、学校近くの田んぼでコメ作りに取組んできました。稲刈りは先月下旬に終わり、6日は脱穀作業です。

使った機械は、昔ながらの足踏み式です。この脱穀機は、小学校の体育館に置かれ長年使われないままでしたが、5年生の児童が見つけました。

児童
「掃除をしているときに、歴史の教科書に載っていたものがギャラリーにあるのを見つけた。使えるのではと提案した」

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この日は地元の農家 金子順一さんに教わりながら、1人ずつ足踏みを体験しました。作業は踏み板を踏んで「扱胴」と呼ばれる直径およそ60センチの筒を回します。そこに稲穂を1束ずつ押し付けると、モミが扱胴の中に落ちる仕組みです。

児童
「想像よりも重い。昔の人は大変だった。今は自動の機械ができて楽になった」
「踏ん張っていたら足が痛くなったが、達成感がある」

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金子さんは子どもの頃、足踏み式の脱穀機を使ったといいます。

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金子順一さん
「子どもの頃、親の横で足踏み係をしていた。昭和20年頃から機械化が進み、今では全てエンジンやモーターに。児童はここで体験しなければ、一生しないかもしれない。児童にはいい思い出になったのでは」

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そのほか、コメの選別に使う「箕」や「ふるい」など、昔ながらの農具の使い方も教わりました。

脱穀した米の使い道はこの後、児童が話し合って決めるということです。

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