2017年07月11日 16:57更新
上越市立 吉川小学校の児童が11日、地元の祭りで飾られる稲穂竿灯(いなほかんとう)づくりに挑戦した。
吉川区で毎年8月に開かれる「越後よしかわやったれ祭り」。五穀豊穣や無病息災を願う夏の一大イベント。夜には、黄金色に輝く稲穂をイメージした「稲穂竿灯」が名物のひとつで幻想的な雰囲気が訪れた人を魅了する。
この日は、上越市立吉川小学校の6年生28人が会場を灯す稲穂竿灯づくりに挑戦した。竿灯は、約4メートルの竹ざおにペットボトル5つを付けたもので中にロウソクの火を灯す。児童は、チャレンジしたいことや願い事など思い思いにペットボトルに描き祭り関係者に教えてもらいながら竹ざおに取り付けた。
児童は、「祭りで飾られた時たくさんの人に見てもらえるよう頑張って作った。自分の書いたものが飾れるのがうれしい」と話す。
越後よしかわやったれ祭り 髙橋 孝一 実行委員長は、「やったれ」とは何でもチャレンジするということからきている。竿灯づくりを通して子どもたち一人一人が自分の中のチャレンジすることに一生懸命向かっていってほしい」と期待する。一方、6年生の担任教諭は、「この取り組みを通して地元を好きになり人とのつながりの大切さを知るきっかけになれば。」と話す。
祭りでは、およそ300本の竿灯が飾られる予定で児童が製作したものは、メインステージ横に並ぶ。越後よしかわやったれ祭りは、来月5日吉川区原之町商店街で開催される。なお、竿灯の火は、実行委員会をはじめ吉川中学校の生徒も協力して灯す。
※2017年7月11日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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