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1000年に1度の大雨を想定 上越市が洪水ハザードマップ改定

2021年08月31日 15:34更新

近年、大雨などで想定を超える浸水被害が多発していることを受け、上越市は「洪水ハザードマップ」を2年ぶりに改めました。これまでは9本の河川で1000年に1回の大雨を想定していましたが、今回の改定では、青田川や儀明川など13の河川を追加、あわせて22本となりました。

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新しい「洪水ハザードマップ」は、おおむね1000年に1回降る大雨を想定しています。これまでは関川、保倉川、柿崎川など9つの河川を対象にしていました。今回の改定では、儀明川、青田川、御館川など13の河川を追加、あわせて22本の河川について、すべての堤防が決壊した想定による浸水被害が示されています。

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このうち、高田地区の青田川と儀明川では、平成7年の7・11水害時、12時間に降った雨量の9倍、517ミリを想定しています。この場合、高田駅周辺で水に浸かるのは、以前は深さ0.5メートル未満とされていましたが、これが最大で3メートルとなります。そのため、避難所となっている南本町小学校、高田西小学校では、いざという時には2階以上に避難するなどとしています。

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市では、新しいハザードマップを基に、高田地区の35町内で住民説明会を開きました。このほか、直江津・春日地区、金谷・和田地区、吉川区、名立区でも浸水被害が以前より拡大するなどの変更がされています。

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防災危機管理部の柳時夫 危機管理指導官は「市民のみなさんにはイメージしにくいかもしれないが、毎年のように想定を超える大雨の災害が発生している。他人事と思わず、いつ上越でも大雨になるか。住んでいる地域職場周辺の災害リスクを確認し、家族で共有してほしい」と話しています。

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新しいマップには、避難情報や警戒レベルについての解説も載っています。

柳 危機管理指導官は「市ホームページや、公式SNSで情報発信している。積極的に情報を入手し、適切な避難行動につなげることが大事」と呼びかけています。

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新しい「洪水ハザードマップ」は、国や県が発表している浸水想定などを基にしていて、改定はおよそ2年ぶりです。新しいマップは8月25日の広報じょうえつといっしょに各世帯に配布されています。

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