2021年07月08日 17:30更新

40年以上の歴史がある上越市立和田小学校のマーチングバンドが活動に終止符を打つことになり、8日にメンバーの児童が最後の演奏を披露しました。

和田小学校のマーチングバンド活動は、46年前の昭和50年が最も古い記録として確認されています。バンド活動を終えることは昨年度に決まりました。

小池修 校長
「児童数が減っている。（理由は）楽器の老朽化で買い替えの予算が無い」

8日は最後の演奏として、3年生から6年生までの73人が、在校生や保護者を前に、校歌とJポップの「負けないで」を披露しました。マーチングバンドはコロナの影響で、去年は1度も発表できませんでした。

児童
「練習の成果が発揮できた。一番良い演奏だった」
「最後のマーチング、ちゃんと演奏できてよかった」
「伝統のマーチングなので続いてほしかった。ちゃんと終われたので先輩たちにもよかった。ちょっと悲しい」

最後の演奏を見守った保護者の1人は「夫も和田小学校の出身。代々続いた伝統が終わるのは寂しい」と話していました。

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