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地域産品を全国展開へ JCVビジネスセミナー開催

2021年07月07日 14:14更新

「地域の特産物を全国販売につなげるにはどうしたらよいか」をテーマにしたビジネスセミナーが6日、上越市のミュゼ雪小町で開かれました。

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セミナーは東経連ビジネスセンターの協力でJCVが開きました。「地域発!日本ブランド」をテーマに、専門家3人が特産品のブランド化や全国販売のノウハウを紹介しました。

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そのうち具体的な事例として、宮城県石巻市で牡蠣などの養殖に取り組む「海遊」が紹介されました。この会社では販路の拡大を一般消費者でなく、いわゆる「BtoB」、飲食関係などの業務向けから始めました。ポイントは、食のプロに商品の魅力やレシピを伝え理解してもらうことです。その結果、知名度が低かった海産物「ホヤ」の全国展開に成功しました。

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マーケティングの専門家 笠間建さんは「『BtoC』でお客様にばらまきがちだが、そのやり方では難しい。食のプロにまず認めてもらうため、一番美味しい状態で食べてもらう。知名度の低い商材は『BtoB』から始めるべき」と話しました。

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また、福島県にある「いわきチョコレート」の例では、震災により土産物としての売り上げが大きく落ちたあと、首都圏にすむ女性のニーズを調べることで新しい商品開発に取り組みました。

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ポイントは観光客をターゲットにした「地産外消」から、都会の消費地へ出向き販売する「地産行商」に切り替えた点です。その結果、首都圏の女性ファン作りに成功しました。

東経連ビジネスセンターのプロデューサー 大志田典明さんは「何が売れるかは、全てお客様のニーズの中にある。首都圏の女性300人のニーズを調査した結果『フルーツ感あふれる自分用とっておきチョコ』に商機を見出した」と紹介しました。

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大志田さんは「上越妙高地域には優れた産品がある。買ってもらうターゲットをはっきりとさせることで、ブランドが固まってくる。マーケットリサーチをしっかりとして、データに基づいた設計が大切」と話していました。

セミナーの模様は、後日JCVで放送する予定です。

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