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西五十里道・鶴子道 追加指定へ/佐渡テレビジョン

2021年06月17日 13:35更新

国の文化審議会が18日に開かれ、世界文化遺産登録を目指す「佐渡島の金山」の構成資産の一つ「西五十里道・鶴子道」を、国史跡佐渡金銀山遺跡に追加指定するよう答申しました。

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今回、国史跡に追加指定される見通しの相川羽田村にある「西五十里道・鶴子道(にしいかりみち・つるしみち)」は、真野湾に面した沢根から鶴子銀山を経て、相川金銀山に至る鉱山道です。西五十里道は1.25キロ、鶴子道は0.35キロで面積にしておよそ1万3000平方メートルです。

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佐渡金銀山遺跡には、これまでに道遊の割戸や御料局佐渡支庁跡など面積にしておよそ506万㎡が指定されています。

相川金銀山から南に500mに位置するこの遺跡のうち、鶴子道は、主に鶴子銀山での採掘のため使用された戦国時代末期の主要な鉱山道です。

一方、西五十里道は、相川金銀山での採掘に伴い、鶴子道と合流、上相川まで延長された道です。

山越えの急なルートである鶴子道を避けるため、1628年に中山峠を経由する相川から小木までの道が整備されましたが、その後も「西五十里道・鶴子道(にしいかりみち・つるしみち)」は、地域間を移動する主要な鉱山道として利用されました。

今も道の形が良く残っており、道路脇には祠や塚の跡などが確認できます。

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世界文化遺産登録を目指す佐渡金銀山遺跡の構成資産として位置づけられている「西五十里道・鶴子道」はこの追加指定により、国内法での万全の保護措置をとることになります。

これに対し渡辺竜五 佐渡市長は、「国の文化財である史跡の指定範囲が拡大されることは、世界遺産登録を目指す佐渡金銀山の更なる価値づけとしても非常に意義あるものと受け止めております」とコメントしました。

「西五十里道・鶴子道」は、今後の官報告示をもって正式に指定されます。

佐渡テレビジョン

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