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上越消防局が開発!火災調査シミュレーションアプリ 文部科学大臣表彰受賞

2021年05月22日 04:56更新

消防士のやる気に火をつけました!

上越消防局が開発した火災調査シミュレーションアプリが文部科学大臣表彰を受賞し、21日に2人の署員に表彰状が手渡されました。

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このアプリは、経験の浅い署員がゲーム形式で火災原因を調べるノウハウを学ぶことができます。開発したのは上越消防署の入村宗さんです。

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アプリを開発した背景にはベテラン署員の退職があります。年々火災の発生が減り、若手がノウハウを受け継ぐことがむずかしくなる中、アプリを使えば、架空の火災現場で学ぶことができると評判を呼びました。

これまでに全国の消防局の3割にあたる208局と9県の消防学校に導入されています。今回、このアプリが署員の技術向上に貢献していると認められ、文部科学大臣表彰の創意工夫功労者賞を受賞しました。

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21日は、入村宗さんと補助にあたった消防局の清水聡さんが池田聡消防局長から表彰状を受け取りました。

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池田消防局長は「消防本部の垣根を越えて、全国の消防行政に多大な貢献を果たした。大変名誉なこと」と褒め称えました。

入村さんは「作品が広がったことで評価につながった。とても嬉しいこと。火災調査は日の当たりづらい分野。全国的に課題だった。そういった課題に立ち向かう事から立ち上げられた企画」と話していました。

清水さんは「感無量。全国の消防署員の役に立ってもらい全国の火災件数の減少につながれば」と話していました。

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アプリは現在、コロナ禍の自主研修教材としても注目されているということです。入村さんは「市民のみなさんのために挑戦をしていく上越地域消防局に、今後も期待してほしい」と話しています。

アプリの開発には3年かかり、その間、入村さんの日常業務を代わるなどした同僚の協力もあったということです。

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