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ラジコン式草刈り機「神刈」導入!関川水系土地改良区

2021年05月21日 08:54更新

人手不足に強い味方

関川水系土地改良区は、ラジコン式の草刈り機とドローンをこの春から導入し、農業用水などでの作業に役立てています。

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関川水系土地改良区が導入したラジコン式の草刈り機「神刈」です。ラジコンのように、コントローラーで機械を動かします。草は、70センチ幅で前進・後進の両方向で刈ることができます。キャタピラ走行なので、最大45度の斜面でもスムースに作業できます。

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 操縦を体験した人は「刈り残しもなく機械の方がきれいにできるのではと思った」と話しました。

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機械を導入した背景には、作業者の高齢化と人手不足があります。

なかでも、草刈りは、上越・妙高地域を流れる上江用水路や中江用水路などの維持管理に欠かせない作業ですが、急な斜面などでは安全に作業を行うのが難しくなっていました。土地改良区によりますと、草刈りの対象面積はおよそ35万平方メートルで、それを臨時職員5人で担当しています。

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関川水系土地改良区の齋藤義信理事長は「職員の安全を考えると、これからは機械を使う時代。(今までの機械は)性能的にいまいちだったが、今は実用的になってきている」と話します。

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このほか、小型のドローンを導入し、用水路のパトロールや高所施設の点検などに活用することにしました。齋藤理事長は「(大事なのは)農家との連動すること。農家もスマート技術を取り入れている。ウェブ型の農業管理システムでないと時代に乗り遅れる」と話していました。

土地改良区では今後、ドローンを航空測量などにも活用することにしています。

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