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認定こども園「森のこども園てくてく」スタート!

2021年04月30日 17:15更新

森や林の中で保育を行ってきた「森のようちえんてくてく」が、こども園として認定され、新しく「森のこども園てくてく」として今月からスタートしました。活動の拠点は今までと変わらず、上越市正善寺地区です。

 

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「森のようちえんてくてく」は、正善寺地区にひろがる自然環境をベースに子どもを野外で育てようと、15年前、NPO法人 緑とくらしの学校が設立しました。

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今年3月、念願だった認定こども園として県に認められ、今月から「森のこども園てくてく」に名前を変えて運営を始めました。認定こども園となったことで、利用するすべての家庭が保育料無償化となります。

小菅江美園長は「認可外だったので無償化の対象からはずれる家庭もあった。同じ上越市民でも差があるということが大きな課題だった」と話します。また、補助金が下りることで職員やスタッフを充実させることができるということです。 

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30日は認定こども園としてのスタートを祝う会が開かれ、園児22人と村山市長や下正善寺の町内会長など48人が出席しました。会では、はじめに小菅園長が「自然が豊かなところで保育が出来るよろこびをかみ締めている。地域のために貢献できる園でありたい」と挨拶しました。

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村山市長は「(てくてくが)子ども達を育む大事なステージだと認知され、その輪が広がっていく。次の未来を担う大切な子供達なので、その思いを持って頑張ってほしい」と話していました。

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30日は新しいロゴも披露されました。

今年度入園した園児の保護者は「今まで森だけだったが(園舎がある)里山でも遊べてフィールドが広がった」と話していました。

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これまで、保育の場は野外を基本としながら、拠点は小菅園長の自宅からはじまり、滝寺の民家、さらに、旧正善寺保育園と移り変わりました。今回の認定化にあわせ、園舎の屋根や床などを改修したということです。

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小菅園長は「一緒に森で過ごした子ども達の顔を浮かべながら再スタートの日に臨んだ。またその時間を10年20年子ども達に届けられるよう頑張ろうと思った。子どもが地域の中にいるとにぎやかになる。地域の人も元気がもらえると喜んでくれる。地域の力になっていきたい」と話しています。

園では、これまでの15年間で86人が卒園したということです。

 

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