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保倉川放水路計画 西側ルートに正式決定

2021年03月31日 18:29更新

豪雨などによる洪水対策として国が進めている保倉川放水路計画のルートが、上越市頸城区の下三分一地区から夷浜地区を通るいわゆる西側ルートに正式に決まりました。ルート案を作成した高田河川国道事務所は、今後、具体的な整備計画の作成に取り掛かることになります。

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これは地元の住民代表や有識者、行政関係者などでつくる関川流域委員会で30日、正式に決まりました。

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保倉川放水路の西側ルートは、頸城区下三分一地区から県営南部産業団地の東側に沿って、夷浜と遊光寺(ゆうこうじ)浜の間を通り、上越火力発電所近くまでの総延長3キロ、幅は100メートルほどを想定しています。

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これまで、ルートは、高田河川国道事務所が東西2つの案を示していましたが、30日、委員会が西側を妥当と判断したことから、高田河川国道事務所は、西側ルートにもとづく整備計画の作成を正式に決めました。

また30日は、今年2月から3月にかけて、高田河川国道事務所が西側ルート上にある八千浦や夷浜、南川地区など5つの地区ごとに開いた住民説明会の内容が報告されました。それによりますと、説明会には、ルート上にあるおよそ3200世帯から、237人が参加し、西側ルートについて、一定の理解が得られたということです。

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その一方で、放水路の詳しい規模や、工事の日程と生活への影響、また、立ち退き世帯の移転先や用地買収の時期などを問う声があったということです。さらに、地震による津波の影響や堤防などの対策を問う声も少なからずあったということです。

高田河川国道事務所は、今後も対象となる地区で説明会を開いて、住民の理解を求めていくことにしています。

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