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世界の教師トップ50人に選出!上越市出身 竹内啓悟さん

2021年03月31日 11:00更新

世界で活躍する教員を表彰する「グローバル・ティーチャー賞2020」のトップ50人に、上越市出身で高田高校卒業生の竹内啓悟さん(教育者)が選ばれました。日本人としては4人目の快挙です。

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高田高校出身  竹内啓悟さん(36)

教育分野のノーベル賞とも呼ばれる「グローバル・ティーチャー賞」は、イギリスの国際教育機関「バーキー財団」によって2015年に設立された国際的な賞で、毎年優れた教育者が過去の活動実績をもとに表彰されます。2020年は世界中の教師1万人以上の中から、竹内さんはトップ50に選出されました。

竹内さんは東京都立大学を卒業後、テレビ局や教育関係の出版社など民間企業での勤務を経て、教員になりました。その後、竹内さんは東京の私立中高一貫校で情報科を担当。そこでは、生徒がタブレットを使って授業を受けるICT教育の環境をいち早く整備し、授業で使用するプログラミングやグラフィック制作のオリジナル動画コンテンツを制作してきました。

また、個人で取り組む起業プログラムの授業を開発し、高校の授業に取り入れたり、企業と連携して、多くの新しい教育プログラムを開発してきました。

生徒たちが考えたアイデアをどのように形にして、どのように社会の課題を解決していくのかを考えさせ、その具体的な方法を高校生たちに楽しく学ばせたことが、世界で高く評価され、今回の選出につながりました。takeuchi_classAsage

さらに、竹内さんは大学生に高校の授業をサポートしてもらうインターン採用制度を作りました。教育実習とは違い、学生が1年間という長期間にわたって学校教育に関わることができる制度です。教育者になりたいという人を増やしたり、教師になりたい人のミスマッチを減らすことにつながり、生徒にとってもより良い授業環境が構築できたということです。

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竹内さんは「輝かしい賞に選出をされたことを光栄に思います。世界で普遍的な価値を持つ創造性、テクノロジースキル、問題解決能力を育むプログラムを構築してきた事が評価されたのだと思います。これまで学校という組織の垣根を超えてご一緒していただいた方々、プログラムに一生懸命に取り組んでくれた生徒たち、そして子どもの頃の自分を温かく見守り、成長させてくれた上越の先生方に感謝いたします」と話しています。

今後、学校の現場から離れ、新しい教育を提供する取り組みを企画していくということで「一つの学校や地域だけでなく、国内全体や海外向け、自分がお世話になった地元にも貢献できるような教育サービスを提供していきたいです」と意気込んでいます。

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