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新春恒例 剣道の初稽古 コロナ禍で人数も時間も半分に

2021年01月02日 18:20更新

絆深めてレベルアップ!

上越市剣道連盟主催の新春恒例初稽古が2日、謙信公武道館で開かれ、参加者がことし一年の健闘を誓いあった。

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 「ことしも始まった。気持ち新たに、決意を持って臨みたい」「コロナ対策もあるが、盛り上げて稽古できれば」剣士たちの握る竹刀に力が入る。

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初稽古は一年の健康と活躍を祈って、上越市剣道連盟が年初めに開く恒例の行事。コロナ禍の今回は連盟に加盟している団体の生徒や指導者など、参加者を上越地域のみに絞り、検温や記名などの感染対策を実施。去年の半分以下の約100人の参加となった。また時間も例年の半分の1時間半に短縮され、参加者は切り返しや指導稽古などに汗を流した。

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去年は春先の中高生の地区大会など地元で開かれる主な大会が軒並み中止に追い込まれた。そんな中でも11月に開かれた新人戦、県中学校選抜大会では団体で直江津東中の男子が優勝。新井中の女子が2位と好成績を残し、ことしへの弾みをつけている。

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直江津東中副キャプテンの2年、大瀧冬悟さんは「例年は毎週県外遠征に行っていたが、コロナ禍でできなくなってしまい、日々の練習のモチベーションが上がらない中、声を掛け合って練習してきた。チームも件で優勝できてとてもうれしかった。ことしはこれまで先輩たちができなかった夏の県大会を優勝し、全中に出場したい」と抱負を語った。

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また連盟の久保田幸正会長は「ことしの地元大会はまだ予定が立たないが計画では例年通り実施していこうとしている。コロナを克服する中で『絆』を深めて、レベルアップに繋げていきたい」と今年1年の剣道界の飛躍を願っていた。

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