2020年12月09日 17:17更新
新潟県は9日、上越市で3人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。
県によると、上越市で感染が確認されたのは、30代男性 会社員(県内367例目)、20代女性 福祉施設職員(県内368例目)、30代女性 会社員(県内369例目)の3人。いずれも軽症だということ。
<30代男性 会社員(県内367例目)>
4日 微熱、倦怠感などの症状
7日 医療機関を受診し検体採取
8日 PCR検査の結果、陽性と判明
現在入院中(症状…倦怠感、鼻閉感、筋肉痛等)
※4日まで出勤。濃厚接触者は調査中
<20代女性 福祉施設職員(県内368例目)>
12月3日 痰、倦怠感の症状
7日 医療機関を受診し検体採取
8日 PCR検査の結果、陽性と判明
現在入院中 (症状…嗅覚異常、食欲減退)
※11月27日~28日に県外移動
※1、2、4、5日に出勤。濃厚接触者は調査中
<30代女性 会社員(県内369例目)>
8日 367例目の濃厚接触者(家族)としてPCR検査を実施し、陽性と判明
現在入院中(症状…発熱)
※7日まで出勤
※濃厚接触者は調査中
あわせて上越商工会議所は、テナントに入居している事業所の職員1人が、新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表した。
上越商工会議所によると、感染が確認された職員は12月4日(金)を最後に、会館内の事務所に出勤しておらず、病院に入院しているということ。
現在、上越保健所の指導のもと、職員の行動履歴を確認し濃厚接触者の洗い出しを行っている。また他の職員については自宅待機中。
会議所では緊急対策として、事務所を含む会館全館の消毒を8日(火)に実施。会員事業所等への感染拡大を防ぐため12月8日(火)から13日(日)までホールや会議室など貸館の使用を中止にするとしている。
一方で上越保健所からの「全館を閉鎖する必要はない」との見解を受け、商工会議所の業務は通常通り行われている。商工会議所によると、感染した職員のいる事業所は2階に位置し、会議所の事務所とは入口も違うため、職員も普段はほぼ接触しないということで貸館のみを中止にしたという。
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