2020年09月05日 16:24更新
先月31日、県内で143例目の新型コロナウイルス感染症患者として県が発表した、上越市の90歳代女性について、上越老人福祉協会は3日、この女性が介護老人保健施設高田の郷の利用者だったとしたうえで、以下の内容を発表した。
新潟県第143例目として新型コロナウィルス陽性と認定された介護老人保健施設高田の郷のご利用者(90代女性)は、以下の理由により届け出のあった医療機関より、新型コロナウィルス陽性の取り下げがありました。
1.ご利用者(90代女性)の外出の行動歴がなかったこと
2.職員・ご利用者(90代女性)共にPCR検査の結果が陰性であったこと
3.入院後行った2回のPCR検査の結果がいずれも陰性であったこと
よって、介護老人保健施設高田の郷における新型コロナウィルスの発症は当初よりなかったこととして扱われることになる。
これに対して県の健康対策課は今日5日、JCVの取材に対し、医療機関から取り下げをしたいと申し入れがあったことを認めた。その上で「取り下げるかを含めて検討中」と答えた。
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