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SSH全国発表会で審査委員長賞 高田高校理数科3年生が快挙

2020年08月28日 19:24更新

将来の科学技術人材を育成するSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の全国発表会で、県立高田高校理数科の3年生グループが1次と2次審査を通って、28日に最終審査に進み、県内の高校で初となる審査委員長賞に輝いた。

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最終審査で発表を行ったのは、高田高校理数科3年の中里天音さん、齊藤麻衣さん、矢﨑千尋さん、綿貫寛華さんの4人。このグループは6月の校内選考を経て、全国の研究発表会に出場。1次・2次予選を通り、出場した222校から最終審査の6校に選ばれた。これは県内の高校で初めての快挙。最終審査はオンラインで行われ、4人は交替しながら10分間のプレゼンテーションに臨んだ。

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研究内容は、回転水槽と呼ばれる実験器具を使った大気の対流の可視化について。水槽を回して地球の自転に見立て、そこに温度の違う液体を入れて、大気の流れを考察した。


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このテーマは先輩から引きついで今期が4期目になる。今年のグループが工夫をこらしたのは、大気の上層部と陸地近くの大気の流れの違いを赤や青の染料で表現した点。メンバーの矢﨑千尋さんは「この実験自体が北半球の大気の循環を模したもので、実験を極めると 北半球の大気の循環が分かる。普段高校では扱わない分野で私は一冊専門の単行本も買ったし、カリキュラムに地学がないので近隣高校の生徒から地学の教科書貸してもらい、そこから気象分野を学んだ。いろんな人の支えがあった」と振り返った。

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最終審査の結果、高田高校は3位にあたる審査委員長賞に輝いた。矢崎さんは「今までの努力が報われてうれしい限り。いろんな人に支えられて受賞できたので感謝したい。1個下の後輩も研究を引き継ぐので、来年はより良い賞を取ってほしい。めざせ文部科学大臣賞!」と後輩たちにもエールを送っていた。

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