2020年08月20日 15:01更新

おうちで楽しめる演劇！

上越市出身でダンサーや演出家として活躍するスズキ拓朗さんが、人気の絵本「じごくのそうべえ」を舞台化し、子どもと大人が一緒に楽しめる動画としてYouTubeに限定公開している。 

おうちで見よう！あうるすぽっと2020夏 としまアート夏まつり2020　子どもに見せたい舞台vol.14 おどる絵本『じごくのそうべえ』

スズキ拓朗さんは上越市寺町の出身。演出家の故・蜷川幸雄さんが学長を務めた桐朋学園芸術短期大学で演劇やパントマイム、ダンスを学んだ。

今回、スズキさんが主宰するダンスカンパニー「CHAiroiPLIN（チャイロイプリン）」は、東京都豊島区立舞台交流センター「あうるすぽっと」の主催で、人気絵本「じごくのそうべえ」を動画向けに舞台化し、Youtubeで限定公開した。舞台を配信したのはコロナ禍でステージ活動がままならない状況のなか、自粛で引きこもりがちな子どもたちを楽しませたいという狙いがある。

「じごくのそうべえ」は上方落語をベースにした物語で、軽業師のそうべえが曲芸中に命を落とし、地獄で会った仲間たちと共に閻魔大王とコミカルに渡り合っていくという内容。スズキさんは監督、演出、振り付けを担当しながら、自ら主人公のそうべえを演じている。

おどる絵本「じごくのそうべえ」は今月31日(月)まで限定配信されている。