2020年08月17日 18:23更新
妙高市赤倉で宿泊業を営む(有)次井旅館が、8月6日に新潟地方裁判所高田支部から破産手続きの開始決定を受けた。負債は約3億5,000万円とみられている。
帝国データバンクによると、次井旅館は1942年(昭和17年)10月に創業。1958年5月に法人改組、妙高市赤倉で「次井旅館」を経営していた。また1991年(平成2年)には、敷地内にリゾートホテルアルプを建設し経営。
しかし、スキー人口の減少、景気の低迷、少雪によるスキー客の減少などにより、業績は低迷し低収益が続いていた。
2005年(平成17年)には妙高市から代表所有不動産に差押登記がされていたなど、資金繰りは悪化。2020年2月に県外業者が本店不動産を取得。事業を県外業者へ譲渡したため、事業を停止し今回の措置となった。
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