2020年08月01日 19:26更新

上越市立水族博物館うみがたりで、この春生まれたマゼランペンギンのヒナ12羽のグループ名が1日に発表された。去年生まれた1期生は「うみりんず」だったが、はたして2期生の名は？

うみがたりには、ことし4月下旬から5月下旬までの間に誕生したマゼランペンギンのヒナ12羽がすくすくと育っている。その年に生まれたグループの名付けは去年から続いていて、施設のオープン1年目の1期生は「うみりんず」だった。ことしは7月1日から19日までの間に来館した人を対象にグループ名を募集したところ、355通の応募があり、その中で最も多かった名前に決まった。うみがたり3階のイルカスタジアムで発表会が開かれ、去年と同じように先輩ペンギンの一芸によってグループ名が披露された。

うみがたり公式キャラクターの1人「かたりん」にちなんだ「かたりんず」に決定。飼育担当の上野浩太郎さんは「去年はうみくんにちなんだ名前だったので、なるほどなという思い。2期生にふさわしいと思っている。今しか見られない姿がペンギンにはとても多い。幼いけど頑張って大人たちに混ざって生活する姿を見てほしいし、かたりんずを応援してもらえれば」と話していた。

「かたりんず」の見分け方は羽に取り付けられたタグに青いバンドが目印。現在「かたりんず」は親元を離れ、人間の手でエサが食べられるようトレーニングを積んでいて、ペンギンミュージアムのほか3階のフレンドプール横にまとまっているのを8月上旬まで鑑賞することができる。なお上野さんは、うみがたりの公式キャラクター2人の名前がすでに使われたため「来年の3期生の名前がどうなるのか気になるし、楽しみ」とも話していた。