2020年07月31日 18:00更新

上越市と妙高市のほとんどの小中学校で、31日に終業式が行われた。1学期は、新型コロナの影響で臨時休校の措置がとられるなどしたため、例年より遅い終業式になった。

このうち上越市立戸野目小学校では、当初予定していた21日から10日遅れの終業式となった。体育館では、全校児童139人がマスクを付け間隔をあけて出席。まず、各学年の代表が1学期の振り返りや2学期に向けた抱負を発表した。

6年生の代表からは「臨時休校が多く一緒に学習できなかった。いまは一緒に勉強できるのでうれしい」と発表があった。

このあと丸山信男校長が夏休み中の感染予防として、マスクの着用と友達の家に行くときには親の許可をもらうよう促した。そのうえで、普段できないことに挑戦し家の手伝いを頑張るよう呼びかけた。

この後、児童はそれぞれの教室に入り通知表を受け取った。

5年生の児童からは「100点がたくさんとれてよかった」「いつもより短い夏休みだが苦手なことを勉強したい」「コロナにかからわず元気な夏休みにしたい。」「期間は短いが臨時休校があったのでそれくらいは良いかな。くやしくない」といった声が聞かれた。

戸野目小学校の夏休みは来月24日まで。当初の予定より1日はやく、2学期がスタートする。

丸山信男校長は「新しい生活様式守ることが大前提だが、時間がたっぷりあるので有意義な夏休みにしてほしい。充実した夏休みの成果を25日に聞きたい」と話していた。

教育委員会によると、2学期が始まる時期や夏休みの期間は学校ごとに異なるという。