2020年07月20日 17:00更新

この夏謙信公祭が中止となるなか、祭の志を子どもたちに受け継いでほしいと20日、祭実行委員会が地元の上越市立春日小学校で特別講義を行った。特別講義を受けたのは4年生の109人。20日は謙信公祭実行委員会の太田一巳副部長が講師をつとめ、祭への思いを語った。

このあと児童は去年の謙信公祭のダイジェスト映像や越後上越上杉おもてなし武将隊の演武を見た。

太田一巳副部長は「小学校の段階から、謙信公祭・上杉謙信・春日山に関心を持ってもらいたい」と話していた。

児童は「義の心は大切だと分かった」「上杉謙信は他人にも自分にも優しい。自分も人に優しくしたい」などと話していた。春日小学校の４年生は毎年、提灯をつくり謙信公祭で提灯行列を披露している。今年は祭りが中止になったため、21日に提灯を作って家に持ち帰り８月15日一斉に灯すことにしている。