2017年05月09日 17:23更新
妙高高原体育館のオープンを記念した健康力講座が9日に同館の温泉プールで開かれた。
講座は妙高高原体育館を多くの人に知ってもらい、参加者に健康で充実した生活を送ってもらおうと企画された。温泉プールを活用して水中で体を動かす体験講座で、60代から70代の男女25人が参加した。
講師は、全国各地で水中運動の普及活動をしている、筑波大学 名誉教授の野村武男さん(医学博士)。野村さんによると、体の痛みを予防するためには筋力が必要で、筋力を維持するためには運動が欠かせないということ。
特に水中は、浮力があるため関節への負担が軽減でき、ストレスなく運動ができる。また水圧により足元から心臓への血液循環が促進され、むくみや冷え症が改善されるたりと、様々な効果が期待できる。
参加者は実際に温水プールの中でウォーキングや、膝の痛みを和らげるストレッチ法などを体験した。
参加した男性は「普段、体を動かしていないので良かった。陸上の運動より浮力があり楽しさがある。長続きするようにやりたい」と話した。
妙高高原体育館では、来週から野村さん監修の水中運動の教室が始まる。
問合せは妙高高原体育館まで。℡0255-86-4466
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