2020年05月26日 19:03更新

野草酵素入りのキムチあんを使ったユニークなちゃんぽんラーメンを、上越市役所近くにある居酒屋「酒とめし あごすけ」があす27日からランチメニューとして販売する。店主の月岡二幸さんは「ちゃんぽんを食べて新型コロナウイルスに負けないよう、免疫力を高めてほしい」と話している。

これが新発売の「胡麻辛あごちゃんぽん」。最大の特徴は、鶏ガラととんこつのＷスープに野草酵素入りのキムチあんが入っていることだ。キムチあんは健康食品メーカー、上越市の越後薬草が作った。あんには、腸内の善玉菌を増やす酵素や乳酸菌が含まれている。

キムチあんは追加注文「追いキムチ」ができる

具材には地元産のキャベツなど、8種類の野菜。さらに、仕上げに自家製の薬膳ラー油をかけることで免疫力が高まると言う。

店主の月岡二幸さんは「ランチを通して健康に元気の出るラーメンを作ろうと思った」と話す。月岡さんによると「胡麻辛あごちゃんぽん」は「やや辛い」。

きょうは試食会に地元の住民など40人ほどが招かれ、「おいしい」と好評だった。キムチあんを提供した越後薬草の代表取締役、塚田和志さんもその味を確かめた。塚田さんは「すごく磨きのかかった味付け」と驚いた。月岡さんは「ちゃんぽんを食べてコロナに負けない体を作ってほしい」と話している。

ちゃんぽんは胡麻辛のほか、しょうゆと塩味もある。いずれもキムチあんを使った豚ロースのスパイシー唐揚げをトッピングできる。

パイコーあごちゃんぽん（しょうゆ）

あごちゃんぽん（塩）

価格は税別で900円～1,260円。「酒とめし あごすけ」はこれまで夜のみの営業だったが、新型コロナウイルスの影響で客が減ったため、あすから昼の営業を始める。ちゃんぽんは昼限定メニュー。

酒とめし あごすけ(昼営業)
■場所：上越市木田1-5-1
■営業時間：11:30～14:30
■定休日：月曜、不定休