2020年05月01日 12:54更新

野草を使った食品を製造しているミヤトウ野草研究所が、妙高市に職場用に購入しているマスクの中から3,000枚を寄贈した。 

同社の柳澤博幸代表取締役は「コロナの影響でマスクが不足していて必要な人に行き渡っていないと聞いていた。会社の人間と相談して寄贈することを決めた」と語った。入村市長は「非常にありがたい。国で用意しているマスクは全く回ってこない状態。これに負けないような対応をやっていく」と話した。

寄贈されたマスクは市で配布先を検 討するという。また、ミヤトウ野草研究所では今後アルコール消毒液の製造に取り組むという。柳澤代表取締役は「日本全国の酒造メーカーが消毒用アルコールを作っている。自社ではリキュールの免許もあるため早めに作ることができる。今後は市への寄付含め生産を進めていきたい」と話した。