2020年03月17日 04:00更新

13日（金）午前11時10分頃、上越市安塚区安塚で体長100cmほどのクマ2頭が目撃された。今年に入って上越市内での目撃は、9日の名立区に続いて2件目。いずれもその後のパトロールで発見されず、人的物的被害は出ていない。

目撃場所には注意を促す看板が設置され、付近の住民にも防災行政無線で注意喚起が行われた。

上越市によると昨年の最初の目撃は4月18日だが、年によっては3月上旬に目撃されることもあることから、市ではクマが目撃されるシーズンに入ったとみて注意を促している。

市では「未収穫の野菜や果物を放置しない」「山に入る前にクマの目撃情報を確認する」「鈴やラジオで音を出す」などの対策に加え、クマと遭遇した時はこちらに気づいていなければ「そっと離れる」、目が合った時は「目を離さず、ゆっくりと後ずさりしながら離れる」よう呼びかけている。

なお、妙高市内では16日昼の時点でクマの目撃情報は寄せられていない。