2020年03月09日 10:41更新

日頃の積み重ねです！

1年間、従業員が交通事故などを起こさなかった企業に、上越警察署が5日表彰状を贈った。 

表彰を受けたのは3社。最高賞であるプラチナ賞には運送会社のヨウコー直江津営業所。銀賞には運送会社の濃飛西濃運輸上越支店。同じく銀賞に自動車整備業の協業組合太陽自動車工業。

賞の審査対象は、自動車安全運転センターに従業員の「運転記録証明書」を申請している企業。審査では、従業員が1年間公私にわたって、人身事故を起こしていないか、どんな違反をしたか、その内容が採点される。

今回、プラチナ賞を受賞したヨウコー直江津営業所は従業員が22人。1年間の走行距離は社有車17台で130万ｋｍにも及ぶ。太田馨所長は「去年は無事故無違反だった。まさかプラチナ賞をもらえると思っていなかったので嬉しい」と受賞を喜んだ。

この会社では、社有車にデジタルタコグラフという機器をとりつけ、速度を管理している。1kmでも速度オーバーがあると、会社に報告される。「たまに『遅い』とクレームが来ることもあるが、法廷速度で走っているのでご理解いただきたい」と話した。

このほか銀賞を受賞した2社では、プロドライバーを招いた講習会を開いたり、無事故無違反のドライバーを従業員の前で表彰するなどして、士気を高めている。

上越警察署の礒野宏三署長は、「ほかの企業の模範となるよう、これからも安全運転に努めてほしい」と功績を称えた。

※ご覧の記事の内容は2020年3月6日（金）JCVニュースLiNKで放送予定（TV111ch）初回18:30
※プレミアム会員 見逃し視聴（配信期間 3月6日 19:00～3月12日 19:00まで）