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「浄興寺」所蔵の工芸品 県文化財に指定へ

2020年02月10日 18:03更新

上越市寺町2丁目の浄興寺が所蔵する香合(香を収納する容器)が、県の文化財に指定される見通しとなった。

①

屈輪文堆朱香合

浄興寺が所蔵する工芸品「屈輪文堆朱香合(ぐりもんついしゅこうごう)」(径:11.1㎝、高さ3.4㎝)。朱漆を表層として厚く塗り重ねた、漆の積層に文様を彫り込む彫漆という漆工技法や、眼鏡形屈輪文及び四稜の菱文から、13~14世紀に中国で制作されたと考えられる。

②

破損部分・漆塗りの積層

中国製の良質な彫漆作品とみられ、中世~近世にかけて書院飾りの道具として至上の作と位置づけられてきた工芸品とともに、浄興寺の隆盛時期を裏付けるものとして貴重な文化財であると判断された。

③

銘部分

なお、県文化財の指定は3月末予定の県報告示をもって正式決定となる見通し。

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