2020年02月06日 09:47更新
外国人観光客を地域に呼び込むにはどうしたらよいかを学ぶビジネスセミナーが4日、上越ケーブルビジョンで開かれた。
ビジネスセミナーは東経連ビジネスセンターの協力で、JCVが定期的に開いている。
講師を務めたのは東北、新潟の観光プロモーションなどに取り組んでいる東経連の理事、西山英作さん。西山さんは、これまでにスイスのチーズやワインの産地を訪れて、海外の人気スポットの背景を探ってきた。そこで気付いたのは、単に商品を味わってもらうだけでなく、産業の歴史や地域の伝統文化をセットにして観光地の魅力を打ち出していることだった。
そのうえで、漠然と外国人客を呼び込むのではなく、クリエイティブ・クラスと呼ばれる学者やデザイナーなどにターゲットを絞ったプランニングが効果があると話した。西山さんは「高田のサクラは武器になる。問題は期間が短いのでどうプロモーションするかということ。映像も含めてプレゼンすればものすごい武器になる」と上越地域の可能性を示唆した。
セミナーの模様は後日JCVで放送する予定。
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