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手のひらに乗る風物詩 ちんころ販売開始

2020年01月10日 18:32更新

古くから小正月の縁起物として親しまれている「ちんころ」の販売が、上越市吉川区の菓子店で10日からはじまった。

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「ちんころ」の大きさは3㎝ほど。米の粉を練って作る。

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「ちんころ」とは、子犬のことで、ほかに、干支のネズミ、ウサギ、タコなどぜんぶで6種類ある。

作っているのは、吉川区の小浜屋菓子店。

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店主の中村崇さんは「手作りなので生産性も上がらないし形も不ぞろいだが、心を込めて作っている。」と語る。

吉川区では昭和30年代まで冬の節季市が開かれ、農家が作ったワラ細工や竹細工が売られていた。ちんころも農家がつくり、いっしょに並んでいたそうだ。

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見た目が可愛いだけでなく、五穀豊穣や安産の願いをこめて、神棚や玄関に飾られてきた。

ちんころは、乾燥してひびが入るほど豊作になるとも、幸せになるとも言われている。

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今では吉川の節季市はなくなり、ちんころを作るのもこの菓子店だけになったが、地元をはじめ新潟市や長岡市から注文が入るという。

中村さんは「吉川の伝統を守っていきたい気持ちで頑張って作っている。かわいいと思ってもらえればありがたい。飾って楽しんでほしい」と話している。

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「ちんころ」は6個入りで税込み1,000円。1月末まで販売されているが、生産数に限りがあるため事前に電話予約をしてほしいという。

小浜屋菓子店
■問合せ:℡025-548-2020

 

※ご覧の記事の内容は2020年1月10日(金)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 1月10日 19:00~1月17日 19:00まで)

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