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大荒行経験者が水行 心のアカ洗い流す

2016年12月11日 22:28更新

水行ミドル (1)
上越市寺町3丁目の常顕寺(じょうけんじ)で11 日、日蓮宗の大荒行を経験した僧侶7人が、信徒の今年一年の厄払いと新年の幸せを願い、水行祈祷会(すいぎょうきとうえ)を初めて行った。

水行ファー (1)
頭から水をかぶる水行は、もともと100日間に及ぶ日蓮宗の大荒行を終えた僧侶が無事修行から戻った時に披露する儀式。このほど信徒から要望があり、常顕寺では年末の恒例行事にしようと実施した。この時の高田の気温は3℃台。雪が降る中、大荒行を経験した7人の僧侶がふんどし姿で法水をかぶり、信徒に代わって心のアカを洗い流した。

ぼっけん祈祷2
この後行われた祈祷会では僧侶たちが木剣(ぼっけん)と呼ばれる木の札とお経が入った筒を使い、参拝者の体をなで今年1年の厄を払うと、新しい年の幸せを願って供物まきが行われた。参拝者のひとりは「水行を見て感無量。孫の高校受験を祈願した」と話した。

供物まき
常顕寺の西山要穂 住職は「若い僧侶の我々がまず先頭きって水をかぶり、大きな声でお経をあげることで、皆に幸せになってもらいたいと始めた。災害がなく皆が笑顔で暮らせるのが一番。それを一生懸命祈願した」と振り返った。

常顕寺では水行祈祷会を毎年の行事にすることにしている。来年は12月17日の日曜日に開催する予定。

Print※2016年12月12日(月)ニュースLiNKで放送 18:30~

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