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会津若松市と連携し日本酒の海底貯蔵実験始まる/佐渡テレビジョン

2023年06月23日 11:50更新

佐渡市と福島県会津若松市が、海底で熟成させた日本酒を富裕層に向けた新たな旅行商品の中で提供しようと日本酒の海底貯蔵を行いました。

日本酒の海底貯蔵は、令和2年10月に観光振興を目的とした連携協定を結んだ佐渡市と福島県会津若松市が、富裕層に向けた新たな旅行商品を作る中で付加価値の高いものを提供しようと取り組みを進めているものです。6月16日(金)には、小木地区琴浦の漁港に佐渡市と会津若松市の職員が訪れ、海底に沈めた日本酒の瓶に海水が入ったり、割れたりしないかどうかを確認するため実証実験しました。

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用意したのは会津若松市の5銘柄の日本酒30本です。瓶の蓋には中に海水が入らないようシリコンが塗られ、瓶が割れないよう1本1本に緩衝材が巻かれました。

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そのあと、漁港から200m付近へ船で移動し、ダイバーが日本酒が入ったコンテナを深さおよそ18mの海底に沈めました。

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今回進めている計画は、高付加価値・ラグジュアリーをテーマにした旅行商品で、チャーターしたヘリコプターに乗って佐渡と会津若松市を周遊する中で、海底貯蔵した酒をそれぞれの絶景スポットや宿で楽しめるものです。

佐渡市観光振興課主幹 田辺浩樹さん
「ヘリコプターのツアーなので、多くの人に来ていただきたいというよりも、ラグジュアリーなプランで佐渡島内でたくさん消費していただく富裕層向けの商品を考えております。秋は金、夏は青などそれぞれの季節の色をテーマにした佐渡の魅力を伝えるコース作りを会津若松市と一緒に検討しています」

会津若松市観光課主事 宗像舞さん
「会津若松の酒はまろやかな甘さがあるので、海底に沈めてもっと深みが出たら面白いかなと思っています。佐渡市とは昔から歴史的な繋がりがあります。この事業でもっと交流を深めて、多くの方に会津若松と佐渡を行き来してもらえるような仲にしたいです」

今回沈めた日本酒は、7月下旬に海から上げて中に海水が入っていないかや瓶が割れていないかを確認したのち、8月中に試験的なツアーの実施を計画しています。

実証実験が成功すれば、来年度の本格的な旅行商品化に向けて11月から翌年の6月まで日本酒の海底貯蔵をする予定です。

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