2021年04月30日 11:50更新

今年度から離島留学の受け入れを進めている佐渡市立松ヶ崎小学校に、佐渡市に移住した新入生1人が入学しました。

松ヶ崎小学校に入学したのは、愛知県から移住した宮嶋宗祐さんです。離島留学の制度を知り、母親とともに佐渡への移住を決めました。

入学式はコロナ禍における経過観察期間経て、通常よりも遅い今月16日に行われました。

松ヶ崎小学校は小規模校で、新入生を含めても今年度は全校4人。中学校は13人です。地域の人と交流しながら自主性を育む取り組みや、豊かな環境を生かした行事など特色ある教育が盛んですが、児童数の減少が課題になっています。

こうした状況から、今年度からは、島外からの留学生を募集する「離島留学」を広くPRし、児童生徒を募集していました。

式では、飯吉文弘校長が挨拶に立ち「いよいよ松ヶ崎小中学校の仲間になります。元気な挨拶など素敵な言葉をたくさん使い、自分でできることを進んでやり、命を大切に、学校生活を送りましょう」と話しました。

新入生 宮嶋宗祐さん
「緊張しました。（これから）がんばります！」

在校生
「人数が少なかったので来てくれてすごく嬉しいです」

新入生、宮嶋宗祐さんの母親、麻生（まい）さん「少人数学校ということで、ネガティブに捉えがちですが、そこをポジティブに捉えて楽しんでいきたいです」と話していました。

式の終了後には小中学校の在校生全員で記念撮影が行われ、全員がまちわびた新1年生の入学を心から喜んでいました。

佐渡テレビジョン