2018年02月18日 19:06更新

わらぐつを飛ばして距離を競う「ごんぞ飛ばし世界選手権大会  」が18日、上越市牧区で開かれ、大会を通して地元の人などが交流を深めた。
この大会は、地域住民の交流と牧区の魅力を多くの人に発信しようと６年前から毎年開かれている。７回目を迎えた今回は、上越市内などから過去最多の34チーム、100人を超える人が出場。競技は、１チーム３人が３回ずつ「ごんぞ」と呼ばれるわらぐつを飛ばし、もっとも飛んだ距離の合計を争う。大会では、まず、３つのグループに分かれて予選が行われ、上位２チームが決勝に進出。参加者の中には、仮装をして大会を盛り上げていた人や遠くへ飛ばそうと勢い余って転んでしまう人もいて集まった人たちからは、大きな声援が送られていた。競技の結果、学校の教員でつくる「チーム城北」が団体戦で優勝。チームの１人、飯田貴裕さんが20メートルを超える記録を出して、個人戦も１位とダブル優勝に輝いた。飯田さんは、「去年は団体戦で3位だった。体育館で練習してきた。優勝できて嬉しい。」と笑顔で話した。