2021年10月15日 16:15更新

前の参議院議員で、衆議院選挙新潟6区からの立候補の意向を示していた風間直樹さんが15日（金）に会見を開き、立候補を見送る考えを明らかにしました。
 

「立候補を見送る決意を固めた。現時点で十分な環境が整わず、見送りの判断をした」

風間直樹さんは、民主党から平成19年の参議院選挙に立候補して当選、2期12年にわたり議員を務めました。

前回の参院選は出馬せず、衆院選の新潟6区から立憲民主党の公認を得たうえで、出馬する意向を示していました。その後、同じ6区で立候補を表明していた梅谷守さんが立憲民主党の公認候補予定となり、風間さんは無所属での出馬を表明していました。

そうした中、風間さんは昨晩、都内で政界関係者との話し合いを踏まえて不出馬を決めたということです。その理由は、自身が国政の場で実現したい政策と与野党の公約の内容が十分に一致しないためだと話しました。

 「国益のために、実現を期する政策があるため、引き続き新潟6区での日常活動を継続する。有権者に真意を問う枠組みを整え次第、直近の国政選挙に立候補する考え」

新潟6区からは自由民主党で前職の髙鳥修一議員と立憲民主党の梅谷守さんが立候補の意向を示していて、事実上の一騎打ちになる見通しです。