上越市の画家村山陽さん画業70年記念作品展

2019年08月23日 06:00更新

Still0823_00002 (2) 上越市の画家、村山陽さんの画業70年を記念した作品展が、高田図書館にある小川未明ギャラリーで開かれている。 Still0823_00017 村山陽さんは88歳、18歳の頃から絵を描き始めた。児童文学作家、杉みき子さんの作品に挿画を描くパートナーとしても知られている。会場には、70年の画業を振り返る節目節目の作品31点が展示されている。 Still0823_00006 (1) Still0823_00007 (1) 村山さんは70年を振り返り「町の建物が入れ替わる様子を見ると、もっと慈しんで描けばよかった」と話した。
来場者した男性は「懐かしい。ローカルな部分を綺麗に描いているので感動した。」と話した。
自身も油絵を描き始めたという女子高生は「すごい細かい部分まで描かれている。村山さんのように上手くなりたい」と話した。 Still0823_00010 (1)

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会場には、村山さんが27歳の頃に描いた作品「歌」や旧高田工業高校で美術教諭を務めていた頃に、生徒に美術の魅力を伝えようと毎号手書きして発行した「見る通信」などが展示されている。 Still0823_00015 村山さんは「町並は町並みで宝物として残していけるように頑張って、私は私で動けるだけ動いて絵を描いていく」と話した。 Still0823_00016 村山陽さんの作品展は25日まで高田図書館小川未明文学館市民ギャラリーで開かれている。