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保倉川放水路の概略ルート帯発表 18日から現地調査へ

2019年03月13日 19:08更新

上越市を流れる保倉川の治水対策として国が進めている放水路の整備について、高田河川国道事務所は12日、放水路の概略ルート帯を発表し、来週18日から現地での調査に入ることになった。国が放水路の構想案を発表したのは7・11水害の翌年、平成8年。これまでの22年間、関係住民との間で多くの話し合いが重ねられてきた放水路構想が、次の段階に進むことになる。

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12日に発表された放水路のルート帯は、頸城区の下三分一地区、北陸自動車道の西側を流れる保倉川周辺から上越火力発電所近くの夷浜地区に至る約3キロで、幅は1キロほど。

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頸城区の下三分一地区周辺

高田河川国道事務所によると、放水路が完成すれば、7.11水害並みの雨が降っても保倉川の氾濫を防ぐことができるという。

放水路計画については、高田河川国道事務所が今年1月から2月にかけて関係地区の住民に説明会を開き、おおむね理解を得られたという。説明会では、住民から放水路にかかる橋を渡る際の強風対策や、地震発生で津波が放水路を逆流したときの対策などを尋ねる声があったという。

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夷浜地区

高田河川国道事務所では、来週18日から概略ルート帯で水路の位置の確認やボーリングをどこで行なうかなどを検討するための予備調査を始める。その後の本格的な調査については、4月以降、住民に説明することにしている。

保倉川の治水対策を巡っては、国や市などでつくる関川流域委員会が放水路だけでなく、堤防の建設など多角的に検討してきたが、おととし、放水路が治水効果やコストのうえで妥当と判断していた。

※ご覧の記事の内容は2019年3月13日(水)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間13日 19:00~19日 19:00まで) 

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