2019年02月21日 14:16更新

上越市の村山市長が21日、頸城区の住民と意見を交わす会に出席し、そのなかで、人口減少対策としてふるさとに戻る若者を支援していきたいと訴えた。

この催しは、「市民ど真ん中懇話会」というもので、頸城区の町内会長協議会が毎年この時期に開いている。会場には町内会をはじめ、区内の市民団体メンバーなど約100人が集まった。

この中で、村山市長は人口減少対策についての質問をうけ、一度都会にでた若者がＵターンを希望した場合、できるだけ具体的な支援をする意向を示した。

村山市長は「今回の予算案には企業のインターンシップに対する補助を盛り込んだ。帰ってきた人に対する家賃補助もある。この町が良くて帰ってきたいと思えるまちづくりが大事」と述べた。

 このほか、頸城区にある事業者の業務拡大に伴い、外国人労働者が増えていることから、参加者から、今後の生活環境などへの影響を心配する質問もあった。

これに対して、市長は「労働力としてでなく地域住民として共生する時代に入っている。お互い支え合う取り組みをしていかなくてはならない」と答えた。

主催した頸城区町内会長協議会の井部辰男会長は「懇話会は住民の地域づくりに対する意欲につながっている。これからも継続させたい」と話していた。

※ご覧の記事の内容は2019年2月21日（木）JCVニュースLiNKで放送（TV111ch） 初回18:30～
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