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感染症患者の合同移送訓練 保健所と消防が連携

2018年12月13日 11:00更新

エボラウイルスなどの感染者が発生した場合、いかに速やかに安全に病院まで運べるか、保健所と消防署によるはじめての合同訓練が12日、上越消防本部で行われた。
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この訓練は、エボラウイルスの感染者を救急車で移送する想定で行われた。感染者への対応訓練はこれまで上越保健所単独で取り組んでいた。しかし、感染者の移送には、救急隊員も関わるため、今回はじめて上越消防本部と合同で行われた。

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保健所課長は「本来、保健所が移送するのだが、医療行為が伴う場合は消防署の協力がいる」と話す。

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この日は、保健所から5人消防署から45人が参加して、防護服の着用手順を学んだあと、実際の訓練に入った。はじめに、保健所の職員が感染の疑われる患者に声を掛けながら救急車まで付き添う。

 

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続いて患者をのせるストレッチャーにアイソレーターと呼ばる収納バッグを組み立てた。このバッグは、エアフィルターを通して中の空気を排出し、陰圧にする機能があり、ウイルスの拡散を防ぐことができる。

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救急隊員がアイソレータ―を組み立てるのはこれが初めてで、保健所職員の指示に従って、作業にあたった。

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訓練を終えた救急隊員は「スーツを着て制限があった。訓練で動きがわかり連携できて良かった」とふり返った。

 上越保健所の浅井正子 課長は「迅速で躊躇なく動いていた。移送は危険リスクを負う、まずは感染予防で身を守ること。今後救急隊と一緒に対応していきたい」と話していた。

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今回使用したアイソレータ―は2年前、上越保健所に配備された。保健所では今回の結果を今後の訓練に活かしていく方針。

実際に感染者が発生した場合の受け入れ先は、新潟市民病院ということ。

※ご覧の記事の内容は2018年12月13日(木)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
※プレミアム会員 見逃し視聴(配信期間 13日19:00~19日19:00まで)

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