2017年02月01日 13:57更新
クロスカントリースキーの講習会が1月31日に上越市牧区でひらかれ、地元の子どもたちが講師に招かれた元オリンピック選手から、より速く滑るためのコツを教わった。
講習会を開いたのは、上越市牧区を盛り上げようと活性化に取り組むNPO法人「牧振興会」。クロスカントリーに取り組む地元の子どもたちに、刺激を受けてもらい、技術向上につながればと企画した。
(左:横山さん 右:関谷さん)
講師には元オリンピック選手で妙高市在住の横山寿美子さんと、山形県出身で現在、牧区在住の関谷涼子(旧姓:高橋)さんが招かれた。横山さんはクロスカントリーで4回、関谷さんはクロスカントリースキーとライフル射撃を合わせたバイアスロンで2回オリンピックに出場した経験がある。
指導を受けた牧小学校の児童は、今月17日に妙高市で開催される信越学童親善スキー大会に向けて練習の真っ最中。児童は2人から、より速く滑るための体の使い方などを教わった。また、ストックを使わずにスケーティングをする練習として、バトンを使った鬼ごっこや、ボールを転がしながら進むゲームを通じて、楽しみながら汗を流した。
参加した児童は「今回教わったことを、これからにつなげたい」と話し、一流の滑りを間近で見て目を輝かせていた。牧振興会の佐藤健一理事長は「今回をきっかけに技術を伸ばし、オリンピックを目指してもらいたい」と子どもたちの活躍に期待を寄せている。
17日の信越学童親善スキー大会には、牧小学校から男女合わせて20人が出場する予定で、児童は上位入賞を目指している。
※2017年2月1日 ニュースLiNKで放送 18:30~