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“あるもの”入れて 昔ながらの米づくり

2018年06月18日 14:49更新

昔ながらの米作りを復活させようと、上越市牧区で18日、田んぼに“あるもの”を入れる作業が行われた。

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子どもたちが田んぼに入れたのはコイだ。

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地元の農事組合法人「雪太朗の郷」の呼びかけで牧小学校の5年生と上越教育大学附属小学校の4年生が60匹のコイを放した。「雪太朗の郷」ではコイの放流を昨年から行っている。

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雪太朗の郷の佐藤さんは「深山荘がコイ料理に力を入れるなかで、地元で飼っている姿があると良いという話になった、こどもの頃は親が田んぼで飼って、復元したかった」と話す。 

上越市牧区では50年ほど前まで田んぼでコイを育てていた。コイは水中の虫を食べるだけでなく、泳ぎまわることで泥を撹拌し、雑草が生えにくくなる効果がある。同時に、コイは貴重なタンパク源にもなっていた。しかし、昭和30年頃になると1年中、田んぼに水を張らなくなり、コイの放流は見られなくなったという。

 

佐藤さんは「水は湧水できれいな環境。子どもたちも初めてだから楽しみながらやっていた、大切に継続していきたい」と話している。

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過去の様子

コイは、稲刈りの時に捕獲する。田んぼはそれまで水を張ったまま。今回放した鯉は体長9㎝から11㎝ほどだが、秋には30㎝以上に育つという。

田んぼには、サギやイタチにコイを捕食されないよう柵を設置し、佐藤さんが毎日見回るということ。

※2018年6月18日(月)ニュースLiNKで放送 初回18:30~

 

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