2017年11月25日 20:03更新

老朽化で建て替え工事が進められている上越市柿崎区馬正面の八幡神社で25日、上棟式が行われた。。

式には工事関係者の他、地域住民40人が集まった。建物の四方に餅を置き、塩と酒で清める儀式が行われたあと昔ながらの餅まきで、棟上げを祝った。

八幡神社は、およそ150年前に建立。2度の大きな地震にも見舞われたため、建物の老朽化が進んでいた。新しい神社は、住民がお参りしやすいようにと、以前より13ｍ低い土地に建設されている。社殿の規模や形状は以前と変わらず、彫刻が施された柱は磨きをかけて、そのまま使用。

鳥居は場所を移動し、狛犬は新しく造られた。また、周辺の地主から土地が奉納され、境内は２倍の広さになった。八幡神社氏子総代の小池清さんは「ここまで実現でき感慨深いものがある。集落の和をずっと保ってきた中心の建物。以前の2倍もの広い境内ができたので、秋祭りのにぎやかな踊りも楽しみ」と期待を膨らませている。神社の完成は、来年3月中旬の予定。

※2017年11月27日  ニュースLiNKで放送  初回18:30～