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県内最古の蔵々発電所 27年ぶりに発電機の分解点検

2022年09月29日 16:24更新

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県内で最も古い水力発電施設で現在も稼働している妙高市の蔵々発電所で27日(火)、27年ぶりに発電機の分解点検が行われました。

Still0927_00002蔵々発電所は115年まえの明治40年に運転を開始しました。関川水系の中流にあっておよそ33メートルの落差を利用して2台の発電機を回し、最大出力は1900キロワット630世帯分の電力を供給しています。

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このうち2号機については27年ぶりとなる点検作業が今年5月にはじまりました。この日水力発電の心臓部である水車ランナと呼ばれる水車の羽部分の点検作業が公開されました。

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水車ランナの直径は1.1メートル重さ1トンほどあります。本体部分は運用の始まった当時のものということですべて分解したうえ部品の摩耗や腐食が無いか確かめて一部のボルトなどは修繕・交換されました。

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水車ランナをクレーンで吊って本体に戻す際は作業員慎重に作業にあたっていました。

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東北電力  佐藤孝行 所長
「県内初の発電所115年運転を続けてきた。27年ぶりの点検で水車もリフレッシュこの先何十年も自然のエネルギーを有効活用できると思う」

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作業は11月8日まで行われた後、運転が再開されることになっています。

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