2017年07月24日 16:18更新

高校生のスポーツの祭典「インターハイ」が今月28日から、山形県など4つの県ではじまる。上越市と妙高市の高校から出場する選手・チームを紹介する。

関根学園3年　秋山真子さん

関根学園空手道部で、13人の部員と共に稽古をしている3年生 秋山真子さん。両親も空手選手で、物心ついたころには兄や姉と一緒に市内の道場で空手を習っていた。

小学生のころから数々の全国大会に出場し、これまでに個人戦や団体戦で優勝や準優勝に輝いた経験がある。高校生になってからも高校体育連盟の大会では県内で負けなし。個人戦の「形」で3年連続でインターハイ出場の切符を手にした。

しかし、1年生のときは3回戦で、2年生のときは初戦で敗退。全国の厚い壁に阻まれてきた。「強い選手が集まっている。初戦から力を入れていかないといけないきびしい大会」と話す秋山さん。

部活では2年生から部長を務め、後輩たちの指導にもあたってきた。今は2年生に部長を引継いだが、後輩たちの信頼は厚く、いまも慕われる存在。

 部活のあとには、子どもの頃から通う道場でも稽古をし、技に磨きをかける毎日。3回目のインターハイに寄せる思いは・・・。

「練習してきたことを発揮することが目標だが、3回目で最後のインターハイ。１番目指して、しっかり結果も意識していきたい」

秋山さんが出場する女子個人「形」には96人が出場する。空手道競技は、29日から福島県猪苗代町(いなわしろまち)ではじまる。

※2017年7月24日　ニュースLiNKで放送　初回18:30～