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上越市長選挙前に市政課題を考える②~特産品の活用~

2021年10月27日 13:00更新

今月31日は上越市長選挙の投票日です。JCVでは市政の課題を分野ごとにとりあげています。2回目の今回は「特産品の活用」です。

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上越市大潟区で、イチゴを栽培している「苺の花ことば」です。オーナーの髙橋和樹さんは愛知県出身ですが、結婚をきっかけに8年前、奥さんの実家がある上越市でイチゴづくりを始めました。もともとは地産地消での販売が基本でしたが、このままでは限界があるといいます。髙橋さんにとって、人口減少はマーケットの縮小、眼の前にある危機そのものです。Still1026_00005

 

髙橋さん
「私が来たときは市内の人口が20万人。そのうち19万人切るぞと言われ、切った。1人1日3食として、3万口が数年で無くなっている。人口減は消費の減、つまり売り上げの減。怖い」Still1026_00008

上越産のみそや漬物、和菓子、洋菓子など、ずらりと並んでいるのは上越市が「メイド・イン上越」に認定したブランド商品です。いずれも帰省した人や観光客がお土産として買えるよう、市内のショッピングセンターなどで販売されています。

現在、特産品として30の事業所の91商品が登録されています。この「メイド・イン上越」、来年度、スタートから10年目の節目を迎える中、コロナ禍で帰省する人や観光客が大幅に減り、昨年度の売り上げは3億1000万円と前の年より7000万円も減りました。

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 上越ものづくり振興センター 丸山 敏輝 係長
「人口減少で消費が減る。母数を広げる意味で根ネット販売の強化。売り方、見せ方を変えないといけない」 

 

 

同じく高橋さんは、地産地消から地産外商を目指します。 Still1026_00004

髙橋さん
「ネットでも販売。北海道~沖縄まで発送している。県外に向けて情報発信しないと、いつかは売れなくなる」

 

上越には優れた特産品があるのにもっと全国にPRできないのか。髙橋さんは、新しい市長には特産品をふるさと納税の返礼品に活用してほしいと期待しています。

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 髙橋さん
「上越にはおいしい酒、コメ、野菜があるのに知られていない…。ふるさと納税(返礼品として)うまく活用してほしいという声が前々からある。県外の人に知ってもらえれば、上越の良さが広がっていくのでは」


■候補2人の政策

市長選挙に立候補した中川幹太さんと野澤朗さんの掲げる、「経済・産業」に関する主な政策です。

市長選ニュースCG-産業経済

中川幹太さん
・農家の自主的な販路拡大
・起業促進と支援
・市の東京事業所を設置し、大企業との連携開拓

野澤朗さん
・ふるさと納税で10億円
・プレミアム商品券で地域内循環を促す
・中小事業者と移住者をつなぐ事業継承支援

JCVでは31日(日)夜9時から開票所のリージョンプラザ上越と中継を結んで、選挙の結果を速報でお伝えします。上越妙高タウン情報でも同時配信します。※タウン情報で視聴する場合は無料の会員登録が必要です

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