2021年10月15日 19:12更新
コロナに負けず表現したい!
「上越の次世代作家を見つける展」が15日から、上越市本町の「大島画廊」で始まりました。
「上越の次世代作家を見つける展」は「大島画廊」が企画して、先月20日までの1カ月間応募を呼び掛けました。結果、中学生から40歳までの24人が応募しました。そのうち、23人が市内在住です。今回の企画の背景にはコロナ禍があります。
大島画廊 大嶋賢一 社長
「若い世代の発表の場がなく残念に思った。この機会に若い世代が発表できる場を創出したいと企画した」
会場には応募した全員の作品39点が展示されています。作品はアクリルや油絵、パソコンを使ったデジタル作品などさまざまです。
これは、奨励賞に選ばれた川上亜由子さんの作品、「憂世(ゆうせい)」です。子どものころに亡くなった祖父とサンタクロースのイメージを重ね合わせて描きました。
川上亜由子さん
「アクリル絵の具を始めたばかりで作品らしい作品はまだない。今回の作品は公募展のために描いた。(これまでで)一番大きいので心象深い作品になった」
また、最優秀賞にはかざま梨緒美(なおみ)さんの「I'm a CAKE.」が選ばれました。女の子や母、卵のイメージを重ねてケーキを描いたということです。
大島画廊 大嶋賢一 社長
「この機会が発表の足掛かりになったとすれば大変嬉しい。第2回目の開催もしたい」
「上越の次世代作家を見つける展」は、今月24日まで大島画廊2階ギャラリーで開かれています。
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