2021年10月10日 11:06更新
佐渡市小木地区にある佐渡国小木民俗博物館で9日の夜、博物館を舞台にナイトミュージアムが開催されました。
この取り組みは電気のなかった時代を体験することで、夜の本当の暗さや明かりについて考えてもらおうと初めて開催されました。
イベントでは、はじめに小木民話の会による佐渡にまつわる昔話が話されました。
参加者は語り手の話に耳を傾け、真剣な表情で聞き入っていました。
その後、佐渡学センター学芸員の高藤一郎平さんが明かりについて、人類が山火事を見て火を明かりとして使おうとしたことが始まりで、その後、油を使って火を起こしたことなど、歴史や道具について紹介しました。
続いて、田楽ちょうちんを持ち博物館内を探検しました。
参加者は答えを探しながら普段入ることのできない夜の博物館の雰囲気を楽しんでいました。
佐渡学センター学芸員 高藤一郎平さん
「いま私たちは闇というものを知らない。真っ暗闇という言葉はわかっていても、本当の闇とはどういうものかわからないので、そのあたりをみんなで楽しく話もできる場もあってよかったと思う」
佐渡テレビジョン
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