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バイオマスって?戸野目小児童 プラごみ問題について学ぶ

2021年10月14日 17:30更新

バイオマスってなんだろう?

環境にやさしい製品を開発している企業の担当者から、プラスチックごみや地球温暖化について学ぶ授業が14日、上越市立戸野目小学校で行われました。

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この授業はキャリア教育として6年生18人を対象に行われました。講師には、バイオマスプラスチックを製造する「バイオポリ上越」の開発担当者、藤巻達也さんが招かれました。

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藤巻さんははじめに、世界中で毎年およそ800万トンのプラスチックごみが海に捨てられていること、それを食べた魚を人間が獲って食べている問題を説明しました。また、プラスチック製品は、作られる時とゴミ処理される時の両方で二酸化炭素が排出され、地球温暖化の原因につながると話しました。そのうえで藤巻さんは、プラスチックごみを増やさないために、3Rと呼ばれる「リデュース」「リユース」「リサイクル」が大切だとして、児童に自分でできることは何か問いかけました。

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児童
「水素自動車は二酸化炭素が出ないとテレビでやっていたので、それを使う」

藤巻さん
「水素から電気をつくったり、水素から直接車を動かしたりする取組みが増える。水素は二酸化炭素を減らす技術」

続いて藤巻さんが勤める「バイオポリ上越」では、トウモロコシや大豆などの植物を使ったバイオマスプラスチックの製造・開発に取り組んでいて、その中には上越市のゴミ袋があり、古くなったコメを使っていると話しました。

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 児童
「地球環境にやさしい(バイオ)プラスチックがあってよかった」「普段の生活の中で意外と二酸化炭素が多く出ている。プラスチックをたくさん使わないように工夫したい」

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藤巻さん
「環境に対する意識の高まりで(企業から)プラスチック製品の問い合わせが増えている。(製品開発で)要求される分野が増えているので、それに応えたい」

 

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