2020年09月27日 17:56更新

女子を対象にしたサッカーの体験会が27日、上越市で開かれた。 

体験会は上越市の女子サッカークラブチーム「ＪＪｗｉｓｈ」が毎月1回開いている。しかし今年度は新型コロナウイルスの影響で開催が見送られていたため、今回が初めての開催となった。この日は上越市や糸魚川市の園児や小中学生など11人が参加した。

参加者は自己紹介をしたあと、選手といっしょにパスやドリブルに挑戦した。いつも男子と練習をしているという園児や児童は「お姉さんが優しく教えてくれた」「今後も練習に参加したい」と話していた。

「ＪＪｗｉｓｈ」は上越地域で唯一の女子チーム。現在、上越市や妙高市の小学5年生～高校2年生までの14人が、直江津のカルチャーセンターなどで週に2～3回練習している。このうち小学生チームは8年前、全国大会に出場した実績がある。また日本女子サッカーリーグ、なでしこリーグで活躍した吉村碧選手が、かつて所属していた。

しかし「ＪＪｗｉｓｈ」ではで現在、選手が足りず11人制の大会には出られない。そのため、体験会で女子サッカーの魅力を伝え、メンバーを増やしたいと考えている。代表の山﨑栄子さんは「県内で女子サッカーをやっている人は少ない。ボールを触る楽しさを知ってもらい、仲間を集めて大会に出られるようにしたい」と話していた。 

体験会は今後も開催される予定。詳しくは「ＪＪｗｉｓｈ」のホームページまで。