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イルカの死因解明へ 検証委員会がうみがたり視察

2020年08月07日 19:05更新

上越市立水族博物館うみがたりで、開館からわずか2年の間にバンドウイルカとシロイルカあわせて4頭が死んだことを受けて、上越市教育委員会は7日、専門家による検証委員会を開いた。委員会のメンバーはうみがたりを視察し、気になる点としてイルカのプールが施設の外とつながっていることをあげた。

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「2年あまりでイルカ4頭が死んだ。非常事態だ。再発防止が最大の責務」と冒頭、早川義裕教育長が危機感を募らせた。 

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教育委員会はイルカの死因を明らかにしようと、鯨類飼育環境検証委員会を立ち上げた。メンバーは大学教授など専門家5人で、建築、水質、飼育の3点を中心に検証する。委員長には三重大学大学院の吉岡基教授、副委員長には日本大学の鈴木美和教授が選ばれた。吉岡委員長は、コロナの影響でオンライン出席だった。

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会議は非公開で行われたあと、委員がうみがたりを訪れプールの形状や、ろ過装置、飼育の記録などを検証した。

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うみがたりでは、バンドウイルカがおととし7月と去年3月に2頭が死に、さらにシロイルカはことし5月と先月3日、飼育している2頭すべてが死んだ。

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会議の後、副委員長の鈴木美和教授が次のように答えた。

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「水槽の狭さは問題視していない。水槽がオープン、屋外である点が気になった というのが共通の認識だ。個体にどういう負荷がかかっていたか。データをもとに物を言わなければならない」

委員会では今後、教育委員会に関連資料の提出を求めたうえで、来月、会議を開く。検証結果は10月にまとめる方針。

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