2017年05月15日 13:14更新
2015年に新国立公園に指定された「妙高戸隠連山国立公園」の誕生を記念した石碑が、妙高高原のいもり池に建立され、13日に除幕式が行われた。
おととし3月に全国で32番目の国立公園に指定された「妙高戸隠連山国立公園」は、新潟県と長野県の6つ市町村にまたがっている。面積は約4万ヘクタール。新国立公園の誕生はインバウンドをはじめ、観光誘客促進につながるとして期待が高まっている。
13日 いもり池
除幕式では妙高市の入村市長をはじめ関係者の手により、記念碑が除幕された。入村市長はあいさつで「感激で胸がいっぱ。きょうを契機に、次の時代にこの地の良さをつなげていきたい」と述べた。
記念石碑:妙高戸隠連山国立公園誕生記念 生命地域発祥の地
これに先立って開催された「生命地域妙高環境会議総会」では、今年度の事業計画が報告された。引き続き火打山のライチョウの保全に向けた生態等の調査や外来生物や植物の駆除活動などを行う他、保護しなければならない植物のデータをまとめた「妙高市レッドデータブック」の作成の検討、新たなトレッキングコースの開発に向けて現地調査を行う方針だ。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.