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水墨画家の笹川春艸さん 坂口記念館に屏風絵寄贈

2020年07月14日 14:27更新

酒博士に捧げる!

頸城区出身の水墨画家  笹川春艸さんが、ふるさとを深く愛した坂口謹一郎の歌をイメージした屏風絵を描き、13日に頸城区の坂口記念館に寄贈した。

「田んぼとはさ木、むこうには米山がみえる……」Still0714_00002
屏風絵の題名は「故郷うるわし」。笹川さんが2か月かけて描きあげた。Still0714_00000水墨画家 笹川春艸さんは「頸城平野のど真ん中で育ったので水田のむこうの米山とはさ木は故郷の風景だった。私の年齢の前後のひとは無くなったはさ木を懐かしんでもらえると思う」と話している。Still0714_00001

笹川さんが屏風絵を描いたきっかけは『頸城野に穂なみかがやき米山は晴れてけたかしわれらのふるさと』という歌。応用微生物学で業績をあげ、文化勲章を受章した酒博士こと坂口謹一郎が作った。このくびき野を讃えた歌は、博士が深く愛したということ。笹川さんは坂口記念館を訪ねた際、笠原昇治館長にこの歌を紹介され、大いに刺激を受けたという。

笹川さんは「たぶん坂口先生もおなじ風景を見たと思う。ぜひ先生の歌に合う絵描きたいなと思った」と描いたきっかけを話した。笠原昇治館長は「すばらしい!米山は心の原風景……そこに坂口記念館のユキツバキを入れてもらいうれしい」と笑顔で話した。


屏風絵「故郷うるわし」は7月22日(水)から26日(日)まで坂口記念館の楽縫庵で開かれる笹川春艸作品展で公開される。

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坂口記念館  笹川春艸作品展
■場所:上越市頸城区百間町636番地
■開催期間:7月22日(水)~26日(日)
■時間:10:00~16:00

 

 

 

 

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